花について幾つか思うこと


東京に住んでから何度か引越しをしたけれど、
近くに素敵な花屋さんがあるかどうかは、
けっこう大きなポイントになる。

置いてあるお花のセレクトは勿論、
店頭に飾られる500円や1000円の花束がシンプルでもセンスが良かったり、
スタッフの方々との相性もある。
このくらいのお値段で、こんな感じの花束つくってもらえますか、と言った時に、
自分の想像以上のものを作ってくれたりすると、
もうその日は一日最高に幸せな気分になる。

お花って、私にとってはそのくらい大切なもの。

子供のころ、図書館で花の図鑑を見てはスケッチしたり、
野原で好きな花を見つけては時間を忘れて描いたりしていた。
そんなことを最近思い出し、
ふたたび花を描くようになった。

じっと花を見ながら、描き写していく作業は、
まるで写経のように、心を静かにしてくれる、
子育て中では、ほんの数分の合間にしか出来ないけれど、
その時間は、心がほわっと膨らむような、豊かさで満ちている。

桜が咲くのも、もうすぐ。
今年はどんな風に写真を撮ろう。
絵も、描いてみようかな。

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