フィリップ・ジャンティ「忘れな草」
「こんな不思議な世界、今の今まで知らなかった!」
舞台が始まってすぐ、嬉しいショックと共に、
この世にはまだまだ自分の知らない世界があることを実感。
フィリップ・ジャンティの織り成す世界は、
観客を魔法の世界に連れていってくれる。
人形か、役者か、分からなくなったり、
さっきいた人が、別の人になっていたり。
うーん、でも、言葉にするだけ野暮。
手法はアナログなのに、ここまで驚かされるなんて。
想像力に限界はないんだなあ。
フィリップ・ジャンティの舞台は初めてだったけど、
彼はずーっとイマジネーションのフロンティアを探し続けて、
今もきっと、その最前線にいる。
私や観客が驚いているのを見て、
ふふっと笑ってるフィリップがそばにいるような気がした。
魔法はまだまだ、これからだよ、って。
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